2011年06月18日 赤旗新聞より |
パワバラ・ノルマ根絶 郵政職場に徹底を |
日本共産党の山下芳生議員は16日の参院総務委員会で、郵政職場における「パワ ー・ハラスメント」(立場を利用した嫌がらせ)や、年賀はがきなどのノルマ営業、 「自爆営業」(自腹購入)について、職場の実態を調査し棍絶させるよう求めました 山下氏は、「リーダーから『バカヤロー、死んでしまえ』といじめられる」「『な んでこんなことができないのか、時給をいくら払っているのか』と、罵声の嵐」など 郵政産業労働組合が受けた労働相談の事例を紹介。日本郵政に対し、職場の実態を調 査し、異体的な事例を多く取り入れイメージのわくパワバラ防止の指針をつくり、管 理者・社員に徹底させることを求めました。 日本郵政の斎藤次郎社長は「指導を徹底する。調査について検討したい」と述べま した。 山下氏は、パワバラの背景の一つに年賀はがきなどの営業ノルマがあることを指摘 。社員は過大ノルマを達成するために自腹で購入し、金券ショップに持ち込んでいる 実態を示し、「社員のノルマ営業、自爆営業はやめさせるべき」だと追及しました。 片山善博総務大臣は「自爆営業はあってはならない。私のところにも情報が伝えら れている。会社にはきめ細かく実態を把握する努力をしていただきたい。根絶させる ために措置をほどこすよう強く要請したい」と答えました。 |
切抜帳へ | ホーム |